IP トランジット
ISP やコンテンツ事業者向けのトランジットサービスです。国内外の主要キャリアをアップストリームとし、BGP でインターネット全体への到達性をご提供します。
概要
IP トランジットは、お客さまのネットワーク(AS)をインターネット全体へつなぐサービスです。お客さまと当社の間で BGP セッションを確立し、当社がお客さまの経路をインターネット全体へ広告するとともに、インターネットの経路をお客さまへ広告します。
自社の AS 番号と IP アドレスを持つ ISP、コンテンツ事業者、クラウド事業者など、経路を自ら制御したいお客さま向けのサービスです。受信する経路は、インターネットの全経路を受信するフルルート、デフォルト経路のみを受信するデフォルトルート、東京エリアの経路のみを受信するローカルルートから選べます。
料金は、95 パーセンタイル課金または平均値課金で計算します。95 パーセンタイル課金は、一定間隔で計測した通信量のうち上位 5% を除いた最大値で課金する方式で、短時間の突発的なトラフィックが料金に影響しにくいのが特長です。
データセンター内のクロスコネクト(XC)または IX 経由で接続できます。
こんなお客さまに
- 自社の AS 番号で運用する ISP・コンテンツ事業者
- 複数のアップストリームでマルチホーム構成にしたいネットワーク事業者
- 国内 IX 経由の経路を強化したいネットワーク事業者
特徴
グローバルな到達性
Zayo、Hurricane Electric、IIJ、SoftBank、RETN などをアップストリームとし、国内外への到達性を確保しています。国内の主要 IX にも接続しています。
国内 IX による経路の最適化
JPIX、JPNAP、BBIX などの主要 IX に接続し、国内事業者と直接経路を交換します。これにより、国内宛てのトラフィックを短い経路で転送します。
AI 監視とオンコール対応
AI を導入し、24 時間 365 日ネットワークの状況を監視しています。システムで自動復旧できない場合は、オンコールエンジニアが対応します。
サービス詳細
ルーティング
- BGP フルルート
- デフォルトルート
- ローカルルート(東京エリア)
拠点(PoP)
- 日本:東京(Equinix)
- シンガポール
- アメリカ:フリーモント
その他の機能
- IX 接続
- IPv4 / IPv6 デュアルスタック
- 4 バイト AS 番号に対応
- BGP コミュニティに対応
- RTBH(ブラックホールルーティング)に対応
- 95 パーセンタイル課金または平均値課金
ご利用の流れ
- 01
ヒアリング
AS 番号、広告するプレフィックス、必要な帯域、接続場所をお伺いします。
- 02
お見積もりとご契約
課金方式とコミット帯域を決めて、お見積もりします。
- 03
IRR・RPKI の確認
経路フィルターを設定するため、IRR オブジェクトと ROA を確認します。
- 04
物理接続
データセンター内のクロスコネクトなどで接続します。
- 05
BGP 確立と利用開始
セッションを確立し、経路の広告と到達性を確認して開始します。
よくあるご質問
AS 番号を持っていなくても利用できますか?
IP トランジットは AS 番号が前提です。お持ちでない場合は専用インターネット接続、または ASN / IP アドレス管理サービスをご検討ください。
ピアリングとは何が違いますか?
ピアリングは 2 つのネットワークが、互いのネットワークとそのカスタマー宛ての経路だけを交換する接続です。IP トランジットはインターネット全体への到達性を提供します。
RTBH とは何ですか?
DDoS 攻撃などを受けたときに、対象の IP アドレス宛てのトラフィックを上流側で破棄(ブラックホール)する仕組みです。BGP コミュニティで指示します。ネットワーク全体への影響を抑えられます。